なずなの会 赤峰農場 無農薬無化学肥料栽培 

「なずなの会」赤峰農場は地元出身の赤峰勝人さんが、大分県の山間部臼杵市野津町で、無農薬無化学肥料栽培を営まれているところ  
 宮崎市から車で約3時間あまり 農場近くの道路で車を降りて坂道を上っていくと、すぐにプレハブの集会場があります  月に一度の赤峰さんとの問答塾(質問形式)、百姓塾(3泊4日の実務研修合宿)が行われる場所でもあります
 道路から下に畑の中を降りていくと、収穫した野菜を分別し配送準備のための大きな集荷場が建てられています
 無農薬無化学肥料栽培を基本に、赤峰さんの唱える循環農法に共鳴した若いお弟子さんたちが、何組も全国から参加され農作業に励んでおられます
 畑を作るには土づくりに5年はかかると赤峰さんは言われます  畑に生えた雑草を掘り返し、土に戻す作業を繰り返すわけですが、頭ではわかっていてもなかなかできません
 野菜の病気の原因となる連作を避けるため、スイカの栽培は8年違う場所に植えて元の場所に戻ってくるのだ、と聞いたときはさすがにびっくりしました
 完全無農薬、無化学肥料栽培で出来た農産物だけを使用した食事療法(少なくも半年から一年間)で、現代の化学医療で救われなかった患者の方が治ると赤峰さんはおっしゃいます  
 ここでの治療で身近な家族の方のアトピーがよくなった話を聞くにつけ、現代の食品に含まれる添加物の怖さを見せつけられた思いでした
 なずなの会では、大分県臼杵市沖の海面下150メートルの海水を使用した、天日干し、釜炊きの塩を作らています
 我が家では天日干しの塩を取り寄せていますが、親戚、知人に頼まれるほど甘く美味しいです  この塩となずなの会から取り寄せた大豆で作った自家製味噌もまた欠かせません
 無農薬、有機栽培を今でも継続されている赤峰さんに敬意を表して終わります