宮崎市内で無農薬有機栽培

 宮崎市近郊西側瓜生野地区の小高い丘の上に後藤章雄、真弓ご夫妻はお住まいです 同じ敷地内に息子さんご夫婦も家を建てられ住んでおられます    現在ご主人の章雄さんは農業高校の校長先生を退職され畑仕事に精を出されています  80歳を少し超えておられるとは思えないほどお元気です     江戸時代後期から続くと言い伝えがあると言う敷地は広く、5メートル×10メートルほどの畑2面を使って野菜を作られています 堆肥は敷地内にできた雑草や余分な果実をもとに作られた自家製のもに限定されています もちろん無農薬、有機栽培です 
 実は後藤さんにはこれほど広い農園が必要な訳があります  同じ敷地にそれぞれ小屋を建てて鶏10羽、烏骨鶏5羽、七面鳥5羽を育てられているんです
 そのための野菜作りだと聞かされて僕もたまげてしまいました
 ただ伺った折にいただいて帰る卵は僕たち夫婦の宝物です        後藤さん宅には大きなびわの木が2本あり、剪定のお手伝いをしますがびわの実が大きく実ると惜しげもなく分けていただきますがこれほどありがたいことはありません
 敷地の東側の一角に屋根付きの立派な石造りの井戸があり、それこそ江戸時代から枯れたことがないことから宮崎市の災害時緊急用として指定されているとのこと  
 後藤さん宅を訪れるたびに日常から離れて生き返ったような気持ちにさせられます